- さら
- I
さら【娑羅・沙羅】娑羅双樹(ソウジユ)の異名。IIさら【新・更】新しいこと。 まだ使ってないこと。III
「~の洋服」「~湯」
さら【更】※一※ (形動ナリ)(1)(多く「言えば」「言うも」の下に付けて)わかりきっていて, いまさらであるさま。 …するまでもない。「身の秋を思ひ乱るる花の上に内の心はいへば~なり/蜻蛉(上)」
(2)(「言えば」「言うも」を省略した言い方で)言うまでもないさま。「夏は夜, 月の頃は~なり/枕草子 1」
※二※ (副)全く。 全然。 決して。「上手と下手とは性かはるべしや, ~其の儀にあらず/わらんべ草」
→ 更にIVさら【皿・盤】※一※ (名)(1)浅くて平たい器。 食物などを盛るのに用いる。 陶器・ガラス・金属製などがある。(2){(1)}の形をしたもの。「ひざの~」「ペン~」
(3)日本料理で, {(1)}に盛った料理。(4)仏具の一。 金属製で, 読経のときに打ち鳴らす。(5)漢字の脚の一。 「盆」「盛」などの「皿」の部分。※二※ (接尾)助数詞。 皿に盛った食べ物・料理などを数えるのに用いる。「団子二~をたいらげる」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.